東京から北西部の埼玉県西部に、奥武蔵と呼ばれる山塊地域があり、昔から日帰りハイキングコースで賑わっていましたが、標高が比較的低いためなのか最近ではその峠や山頂付近までにも道路が作られてしまい、山登りには少し面白くなくなってきました。しかし逆にヒルクライムが好きな健脚のロードバイク乗りには、これらの道を組み合わせたコースに人気があります。
この中で飯能から秩父に至るR299の東側に「グリーンライン」と呼ばれる稜線を通る車道があり、山岳ドライブコースとしても知られています。このグリーンラインまで上がる林道は数多くあり、その中でクルマでは通りにくい狭い登り道はカッコウのヒルクラコースとして良く利用されています。
このグリーンラインに東京方面から上がるには、東側の鎌北湖、西側のR299、南端の飯能から取りつくことになりますが、今回はクルマ&ライドとして、飯能の先の高麗駅に隣接するコインパーキングを利用し、R299を少し走って武蔵横手駅付近から林道(関の入り線)を上がり、顔振峠からその先の黒山展望台まで走ってみました。
帰路は顔振峠からそのまま林道・越生長沢線を降り、R299を高麗駅まで下りました。距離は34km、高度は991mでした。
高麗駅Pからグリーンラインに上がる |