<府中〜羽村堰>                            走ったところ へ戻る

多摩サイで府中から上流へ向かうには、そのまま左岸の道を走ります(約21km)。幾つかの公園内を通過するので、トイレや休憩場所には困りません。


このルートには中央高速をクグッた先にCRが途切れている所がありますが、CRが終わった地点から右折して一般道に入り小さな川を渡ってすぐ左折します。そのまま道なりで進み、道が右に曲がる所の左手に橋がありますのでこれを渡り立川公園内に入ります。

そのまま走っていくと左手に多摩川に合流する残堀川の河口が見え、これを渡る橋がありますので左折で渡ります。さらに左に行くと時計回りにグルっと回って多摩サイに入り、後は自転車道が終点まで続きます。

途中昭島の「クジラ公園(クジラの化石が発見されたそうです)」、「福生南公園」、「福生かに坂公園」などの中を走ります。終点に近づくといつの間にか山が身近に見えるようになり、高層ビルがニョキニョキ生えている二子玉や川崎から走ってくると感激があるかもしれません。





                                        玉川上水の取水堰
終点の羽村堰ポイントは小さな公園になっていて、何時行っても多摩川CRを走って来た多くのローディーが休憩している姿が見られます。

玉川上水は江戸の上水道として「玉川兄弟によって幾多の困難の末開削された」というのは、北多摩地区(おおむねJR中央線から北側で立川から東の多摩地域)の小中学校では、郷土の歴史として必ず習うことなのですが、その兄弟の銅像もここに立っています。

多摩サイは一応ここが終点(起点)なのですが、ここから川と反対側(北側)の高台には、玉川上水路を挟んで奥多摩街道(旧道)が走っており、いったんこの道に出て西進(左折)し、すぐ左の小道に入ると再び多摩川の堤防上に出られます。

4月にはこの堤防の北側がかなり広いチューリップ畑となり、連日大勢の観光客が押し寄せます。

この堤防上をさらに進み、ダートになった小径を走ると「自転車お守り」で有名な阿蘇神社の階段下に着きます。なお50mほど手前を右折して坂道を上がれば、神社の北側の鳥居に出られます。

羽村堰から少し先の堤防の北側に、4月かなり広いチューリップ畑が現れる

また阿蘇神社から細い道を北に辿り、多摩川橋まで川沿いに行くと途中に「小作取水堰」が見えます。この取水堰は多摩湖・狭山湖への送水のための堰で、多摩湖までほぼ一直線に導水されています。

導水管は途中で「横田基地」の滑走路の下を走っているそうですが、基地から出るとその上は遊歩道として多摩湖周回道路の近くにある「横田トンネル」まで続いています。


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