<多摩湖周回コースと狭山湖>                    走ったところ へ戻る

多摩湖周回コース(多摩湖自転車道の一部)は、多摩湖(下湖)の堰堤南端から、下湖・上湖をぐるっと時計回りに回って堰堤北側に達する約10kmのコースで、一般道との交差はありません。



西に向かって標高が約56m上がっていきますので、帰りの半周はラクチンですが、小さいアップダウンと、見通しが悪いカーブが連続していることと(特に南側)、散歩やジョギングの人も自転車と同じくらい多いので、スピードには十分注意が必要です。
道路のほとんどが樹林帯なので夏でも快適な走行が楽しめますが、秋〜春で雨の後にコケが路面を覆い滑りやすくなっている箇所が多くあります。また多少路面が荒れている箇所があります。

樹林帯の中なので夏でも涼しい                カーブが多く見通しが効かないのでスピード注意
コースの南側と北側の中間点と西端の最高地点(標高158m)に休憩スポットがありますが、トイレはありません(トイレは多摩湖堰堤の南側と狭山湖の入口にある)。また多摩湖周回コースという名前に反して湖水はほとんど見えず、見えるポイントは北側中間点(一般道の上を跨ぐ橋上)ぐらいです。

コース最高地点(写真左下に休憩スポットがある)       北側中間点の橋上から湖水が見える

多摩湖周回コースから狭山湖へ向かう(右側は車道)
北側中間点から少し西に戻ったところに狭山湖へ行く道路に沿った自転車道があり、一般道を横断してすぐ行けますので立ち寄ってみることをオススメします。

この道はゆるい下り坂で、また道幅が広くあまり人影も見ないので、時々ギアをTOPにして最高速度の記録更新に挑戦しながら車道のクルマと競争しています。

狭山湖は多摩湖と違って最寄駅(西武山口線・西武球場前)が割合遠いため、訪れる人が少なくいつも静かな雰囲気を楽しめます。また東京近郊では珍しく、湖水方面には人工物がほとんど見えません。
特にオススメは秋の紅葉時です。この時期は湖水に映える木々と、富士山から奥多摩に連なる山の眺望がとても綺麗です。

紅葉した狭山湖を囲む森と奥多摩の山々が美しい
このコースの終点は出発点の多摩湖(下湖)南端から堰堤を渡った先の北端で、狭山湖よりは人が多く、平日でもサイクリストにひっきりなしに出会います。堰堤の東側は狭山公園(多摩湖なのに狭山公園!)が広がっており、ここに下りて多摩湖坂の下に出るのも面白いと思います。なお堰堤自体は正式にはアースダムだそうです。

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