<彩湖周辺ポタリング>                         走ったところ へ戻る

首都圏のサイクリストのメッカ、といえば荒川サイクリングロードとその中間付近にある彩湖(荒川洪水調整池・左岸)です。

彩湖は一時オリンピック・ボート会場候補に挙がったようですが、彩湖を巡る広い自転車道路があり何時もトレーニング中のロードバイクが走っていたり、ロードバイクの展示会や試乗会が良く行われています。


彩湖には駐車場が多く、一般的に公園の駐車場は公園利用者以外はお断りなのですが、ここは自転車コースがウリの一つなので自転車を積んで駐車できます。また武蔵野線を挟んだ北隣には、これまた広い秋ヶ瀬公園があり、ここにもあちこちに広い駐車場が点在しています(しかも無料)。 

荒川CRを走るにはこの彩湖を出発点として、下流に行くにも上流に行くにも大変便利な場所にありますが、まずは周辺をぐるっと一回りして、荒川サイクリング道路を一度走ってみるのがおススメです。

このコースは約45kmですが、ほとんど平坦なので荒川が初めての初心者にも良いコースだと思います。まず彩湖を一周してみます。一周するコースは広くきれいな舗装路で、彩湖の中央にかかる橋から広い眺望が楽しめます。


       彩湖中央にかかる橋からの眺望(北側)           (南側)遠望の橋は外環道、R298の幸魂大橋(サキタマ)
彩湖を一周した後上流に向かい、秋ヶ瀬公園を通過してその北端にある羽根倉橋で右岸に渡ります。右岸の荒川CRを進み秋ヶ瀬橋をくぐり、彩湖から約半周した位置の朝霞水門に着きます。

この水門は川越から流れてくる新河岸川の水量調整門で、そのすぐ手前には東京小平市の小平霊園から流れてくる黒目川の合流点と、少し先に狭山湖と、狭山丘陵の南から流れてくる柳瀬川(空堀川)の合流点があり、それぞれの遊歩道をたどれば多摩湖・狭山湖に行きつきます。

 羽根倉橋                           朝霞水門
このコースは水門めぐりのような所がありますが、名所は隅田川分流点の岩淵水門です。旧水門と現在の水門があり、スカイツリーも良く見えます。

旧水門(写真)を渡ると緑陰の休憩場所があり、落ち着いた静かな雰囲気が味わえます。

岩淵水門からは堤防上をそのまま走ると環状7号線の鹿浜橋に突き当たりますので、これを渡り左岸に戻ります。

なお鹿浜橋をくぐる場合は、堤防上の道から川沿いの下の道を走りますが、荒川CRは他の橋でも、堤防上の道から橋をくぐるため下の道に下りますので、初めの内は、橋に近づいたらその手前に下りる道があるかどうか注意しながら堤防上を行くと良いと思います。

鹿浜橋のすぐそばにはサイクリストなら誰でも知っている「見晴茶屋(足立区都市農業公園)」があり、軽食コーナーのほかにレストランもあります。

見晴茶屋からは、戸田ボートコースを右手に見て笹目橋(R17)をくぐればすぐ彩湖に到着です。荒川をぐるっと回って見どころもあるコースで、高い堤防上にある広い荒川CRを走るのは爽快です。

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