そこでこのバーを右のようにブレーキレバーの上に移動させてみたところ、非常に操作感が良くなり安全面でも優れていることが分かりました。 このバー(取りあえずセンターバーといいます)があると、自然に人差し指がセンターバーに乗る手の形になり、そのままブレーキレバーが引けます。 またギアチェンジは少し手を開くだけでチェンジレバーを操作することができ、この形にしてからは本来の左右のグリップを握ることがほとんど無くなりました。 |
ただしこのようなバーエンドバーは、ハンドル取付け穴が貫通しているタイプしかできません。またブレーキ、ギアチェンジレバーやベルなど全体を動かすことになります。 ストレートハンドルのバイクに乗っている方には、大した費用と作業時間もかからないのでオススメですが、カッコイイと思ってバーエンドバーを付ける向きには関係のないハナシかも知れません。 |
1.85mmのスペーサーとCS-6800スプロケット CS-5700の12T/13TとCS-6800の14T以降を組合せ | |||
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右上図で最初の2枚がCS-5700の12Tと13T、その次がCS-6800の14Tですが、その歯のラインがきれいに合っていることが重要です。この方法では12Tからスムースなギアチェンジが可能になりますが、ディレイラーの調整幅は少し大きくなりました。 両者の方法とも、右のような専用工具によるハブへのスプロケ脱着作業になりますが、スプロケを外すのに多少コツがいるので最初は少し戸惑うかもしれません。 |
チェーンを交換するにあたって、写真のようなミッシングリンクを使ってみました。ミッシングリンクはフツーのピンでチェーンをつなぐ形式と比べ、脱着が繰り返しできるというものですが、無制限に可能ではなく、やはり数回程度が推奨範囲だそうです。 チェーンの交換では特殊な工具の「チェーンカッター」が必要です。また無いと不便なのは、リンクでつなぐ時にチェーンを引っ張っておいて半固定しておく「針金」です。 |
チェーン交換に必要なもの(工具はミッシングリンク専用) チェーンを引張り半固定する「針金」 | |||||
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チェーン接続ピンを見つける チェーンカッターの軸を当てて押し込む | |||
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ミッシングリンクをセットしてもこれ以上嵌められない チェーン交換後(上で11Sの文字が見えるようにする) | |||
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WH-R600のハブ (スポークの張り調整がハブ側で行う構造になっている) | |||
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軸を抜くとベアリングが見えるので注意深く取ってグリスを取り除く | |||
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フリーボディのラチェットピンが1つ逆向きだった!(右下) 正常な位置に再セット | |||
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ベアリングを取り除き清掃したハブ 抜いた軸とベアリング押さえ蓋 ベアリングとハブスパナ | |||
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具体的にはアーレンキーを左右の軸に差し込んでどちらかを逆回しするのですが、結構固いのでアーレンキーが挿入できる程度の径のパイプを使って長くし、その先に力を入れて回すとネジが緩みます。 デジタルアジャストシステムというのは、いかにも電子的な響きがありますが、実際には写真の様に歯のついた押さえ調節部品を回すことで玉当たり調整がディジタル的にできる?、というものです。またこの部品の外側にこれを覆うカバーがあり、QRの締め付けがこの調整後でも変わらない、とされています。 |
割合高めのタイオガ・ツインテール 定番と言われるフィジーク アリオネ WING・FLEX K:ium | |||
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今のところ一番合っているセラ・イタリア(少し固め?) 完成車についてきた柔らかメのサドル | |||
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手に加わる振動もそれなりに改善の対象です。カーボンハンドルにすると多少軽減することは経験していますが、アルミハンドルでは、ハンドルの高さや取付け角度によっては、ブラケットを握る状態で手のひらがハンドルに当たる部分が痛くなり、長く乗ると両肩まで痛くなる場合があります。 そこで「柔らかい素材をハンドルに巻けば効果があるのでは」と思い、いろいろと試してみましたが、右のような地震対策用に家具などの下に貼り付けるゲルを使ってみたところ、良い感触でハンドルが握れるようになりました。このゲルは、4cm角で厚さ5mmの透明なもので、両面にベタベタの粘着剤が塗布されています。 |
まずこのゲルをカッターで半分に切るのですが、両面の粘着剤のためこれが結構難しく、きれいにはできませんでした。 そこで、これを右のように2つ並べて押し付け、仮固定状態にしておいてこの上からバーテープをそのまま巻きつけてしまいます。 なおワイヤーのテープ処理は先にやっておきます。 もしハンドルから手への振動を和らげたい場合には、お金もかからずスグできるので、これはオススメです。 |
左は緩衝材を巻いて約40Φ 右は未処理(約25Φ) パイプの断熱や包装に用いる緩衝材を利用 | |||
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