クロモリロードのカスタマイズ

           ・ホイールとブレーキのグレードアップ
           ・ブルホーンバーに換装
           ・ダブルレバーをサムシフターに換装

エントリークラスのクロモリフレーム・ロードバイクを購入して、ホイールをグレードアップしたり、ハンドルをブルホーン化したカスタマイズの記録です。購入したのはCalamita Due(カラミータ ドゥエ、イタリア語で磁石2?の意味らしい)という日本製のクロモリバイクで、このクラスにしては8.9kgと軽量なモデルです。またフロントフォークはカーボン製で、シートステイは緩やかにベントしており、肝心なクロモリ独特の走りもなかなかのレベルです。

○カスタマイズ(その1) ホイールとブレーキのグレードアップ

最初はお決まりのホイール交換です。元々ついていたホイールは(恐らく)メーカーでの手組のもので、重量は1990gでした。これを手持ちの WH-RS80-C24(重量1485g)と交換し、これで約500gの軽量化になります。スプロケは CS-HG50-9 (9速)から 105 の CS-5700(10速) に変わりますが、ギアの Hi/Low は12T/25Tで同じです(CS-5700のギア構成は 12-13-14-15-16-17-19-[21-23-25] )。

    元々付いていたホイール(9S)            換装したWH-RS80-C24 (10S)
この換装ではスプロケの段数が違うことになるのですが、そこはフリクションタイプのダブルレバーの威力?により、もともと付いているSORA-9S用のディレイラーで10Sが問題なく変速できます

ディレイラーの調整では、レバーを倒した時(ワイヤーが一番伸びる)にディレイラーがハイの位置になるように、次にレバーを最大に引いた時にローの位置になり、それ以上動いてチェーンが脱落することが無いように、それぞれH(上)と L(下)の調整ネジをセットするだけで終わりです。

ブレーキ交換は、オリジナルで付いているALLOY製のものを105のBR-5700に変える作業ですが、両者を比べると右図のように右のBR-5700の方がアームが長いことが分かります(重量はBR-5700の方が約60g重い)。

ブレーキ交換作業は、まずブレーキワイヤーをロックボルトから外し、エンドキャップの手前でワイヤーを切断します。次にALLOYブレーキを外し、BR-5700を取り付けます。
ここでBR-5700のアームが長いことによりブレーキケーブルのアウターを短くする必要がありますが、約3cmほどカットしてうまく収まりました。
ワイヤーをガイドに通してロックナットで固定しますが、ここでは仮止めにしておきます。



ホイール交換でリム幅が異なる場合には、ブレーキの再調整が必要になりますが、ここではブレーキ自体も変えたのでホイールをセットした後にまとめて最終調整を行います。

調整はブレーキレバーをいっぱいに引いた時、レバーとハンドルとの間隔が指1本分程度になるようにセットします。

ここでブレーキレバーを解放した時のシューとリムとの間隔を大きくとると、ブレーキレバーの引きは軽くなるように感じますが、その分レバーの引き幅も大きくなるので、ブラケットを手で握りながら指でレバーを無理なく引けるように全体を調整します。
調整が終了したら、ワイヤーを仮止めしたロックナットを強く固定し、先端にエンドキャップを被せペンチで2〜3箇所潰しておきます。最後に左右のシューとリムとのスキマが同じになるように調整し、ブレーキをかけた時にタイヤが左右どちらにも動かないことを確認します。以上の換装で重量は8.6kgになりましたが、アルミロードと比べてもなかなかの値だと思います。
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○カスタマイズ(その2) ブルホーンハンドルに換装


カラミータ ドゥエ のブレーキレバーはダイヤコンペ製の一番安いモノで、遊びが大きく、また引きも固くあまり良いものとは言えません。

そこで右図のように、銅線をレバーの上部スキマに巻きつけて遊びを狭くしてみました。これによりブレーキ操作は多少改善されましたが、やはりレバー自体を良いものに替える必要がありそうです。

そこで、いろいろと探してみましたが、やはり良いものはそれなりの価格がするので、結局ドロップハンドルのままで操作性を改善することをあきらめて、ブルホーンハンドルへ換装しました。

使用したブルホーンハンドルは、車体のカラーに合わせてアルミ製のキラキラメッキです。ハンドルの幅は400mm、リーチは170mm、重量は282gで、換装前のドロップハンドルより約120gの軽量化になります。
  換装前のドロップハンドル(バーテープ撤去後)      換装したブルホーンハンドル
最初はブレーキレバーにブルホーン専用のTTレバーか、クラシックタイプのギドネットレバーを予定していたのですが、TTレバーはレバーに指が届くハンドルの範囲がバーエンド付近のみになること、ギドネットレバーはレバー本体とブレーキワイヤーがむき出しになることから、今付いているレバーをそのまま取り付けることにしました。

この場合ブレーキワイヤーの長さはそのままで使えます。ブレーキワイヤーをハンドルに沿わせるため、ブレーキレバーの出口でワイヤーを急角度に曲げる必要がありますが、レバーの引きにあまり影響はありません。

  今までのブレーキレバーをそのまま流用する     バーテープを巻いてサイコン、ベルなどを付ける
出来上がった姿はブレーキレバーが不細工に見え、必ずしもカッコイイとは思えませんが、レバーの先端を縦に握ることでブレーキがかかるためブレーキの操作性が良く、ブレーキそのものも非常に軽く指一本でかかります。

またバーエンドに差し込み型ミラーを取り付けて、後方の視認性を良くしていますが、これもあまりカッコが良いとは言えません。このカスタマイズは、スタイルより機能性重視(追加部品のお金がかからない経済性重視?)となりました。

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○カスタマイズ(その3) サムシフターに換装

このロードバイクのシフトレバーは、昔なつかしいダウンチューブにつけられたダブルレバーです。従ってギアチェンジではハンドルから手を放してひざ元にあるこのレバーを操作することになり、慣れたとしてもやっぱりフツーのブレーキレバーと統合されたSTI(シマノの商品名)のように、ハンドルを握ったまま操作ができたらな、と思います。

そこで(これも昔なつかしいのですが)親指で操作ができる「サムシフター」をハンドル先端につけることにしました。サムシフターには数社の製品がありますが、一番安価でなじみがあるサンツアー製を使いました。なおフロントシフトはあまり動かすこともなく、特に不便を感じていないので今回の換装はリアのみです。

なおこの換装に必要な部品はサムシフターだけでなく、ダブルレバー位置でシフトワイヤーを受ける「アウターストッパー(シマノ製)」が必要です。


ブルホーンハンドルの先端にサムシフターを付ける ダブルレバーの位置に付けるアウターストッパー  
まずサムシフターの取り付け位置ですが、幸いにもブルホーンハンドルに換装しているので、その先端部分に付けることでスッキリと、かつ操作性が良い位置に付けることができました。換装作業はまずダウンチューブのダブルレバーを外し、アウターストッパーを取り付けます。

ハンドルのバーテープを剥がしたらサムシフターを取り付け、操作性とシフトワイヤーの取り回しを考えて位置を固定します。次にシフトワイヤーをハンドルからアウターストッパーに誘導して、リアディレーラーまで引っ張り、今までと同様にセットします。

後はバーテープを巻きなおして終了です。このシフターはダブルレバーと同様に面倒なディレーラーの調整が必要なく、シフトレバーを一番押し込んだ位置でギアからチェーンが外れないように注意する程度です。使用感はやっぱりダブルレバーに比べ数段便利で、STIと同じ感覚でギアチェンジがスムースにできるようになりました。


ダブルレバーを外してアウターストッパーを付ける  ブルホーン先端のサムシフターは操作性がイイ

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