右図のサドルバッグは、ほとんどの人が使っている定番だと思います。 サイズは大体3種類あり、替えチューブや携帯工具だけを入れる場合は一番小さいもので十分ですが、シートチューブの長さとの兼ね合いで取付けられる一番大きいサイズを選んでおいた方が良いと思います(写真はMサイズ)。 一般的にはパンク対応の備品を入れておくのがフツーの使い方ですが、これらの収納専用品としてボトルホルダに差し込むタイプの「ツールボトル」があります。 |
ツールボトルが便利なのは、複数のバイクに乗る場合、替えチューブ・工具類をそれぞれのバイクに用意する必要がなく、このボトルを差し替えるだけで良いことです(ただしチューブのサイズ幅は同じである必要がある)。 右図のツールボトルは柔らかい素材でできており、ボトルホルダへの脱着も容易です。 内部にファスナー付のメッシュポケットがあり、替えチューブ、タイヤレンチ、携帯型アーレンキーセット(六角レンチ)、ドライバー、ポンプ代用のCO2ボンベ、作業用手袋などを入れてあります。 |
トップチューブバッグ |
サドルバッグは定番ですが、これ以外にいろいろな場所に付けるバッグがあります。 その中で比較的便利に使えたのがトップチューブの上に乗せるトップチューブバッグです。このバッグは目の前にあるので使い勝手が良く、貴重品なども安心して入れておけるのと、取り付けたカッコウも割合悪くありません。 しかしこの位置はペダリングで膝があたる場所になるので、その幅は限定されあまり大きいものは収納できません。 例えば最初この中にスマホを入れておいたのですが、買い替えたスマホのサイズが大きくなったので収納ができなくなったことがありました。 |
チューブ間に取付けるバッグ |
この他にトップとダウンチューブの間に挟み込むものや、ステム上に乗せるものがあります。 トップとダウンチューブの間に挟み込むバッグは、収納スペースが結構あり長尺ものも入ります。ただしバッグの形状とチューブ間の形状がうまく合わないと使えません。 またダウンチューブのボトルホルダが使えなくなりますので、あまり使っている人を見かけることはありません。 |
ステム上に取付けるバッグ |
ステムの上にのせるように置くバッグでは、蓋にスマホが入れられるようになっており、ライド中のスマホ利用ができることがウリのバッグです。 しかし実際に使用してみるとカバーのビニールに光が反射するので、思ったより良く見えません。また太陽が上にくる夏は、スマホの画面自体が良く見えず、かと言って輝度をMaxに上げる訳にもいかず(バッテリー消費が大)、結局すぐオクラ入りになりました。 このバッグの収納スペースはソコソコですが「スマホをサイコン代わりに使う」という使い方をしない場合は、あまりカッコウが良くないのでオススメできません。 |
ハンドルに脱着可能なフロントバッグ ポーチを流用したもの | |||||
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ヒップバッグをフロントバッグに流用 ウエストベルトをハンドル先端に巻き付ける | |||
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フロントバッグをサドルバッグに サドルにバッグ固定用のジグを付ける 反射板でバッグを後方に押している | |||||
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ハイドレーションザックは使えそう |
その中でハイドレーションザックと呼ばれるザックは、もともと背中などにボトルを収納し、吸出しチューブを口に回して「走りながら給水する」というサバイバルレース?用に考えられたモノのようですが、このザックは肩掛けベルトの幅が広く、そこに複数のポケットがついています。 またランニング用であるため背中の通気性が良く考えられており、サイクリング用のザックのように背中全体が暑くなりにくくなっています。 さらに全体が非常に軽いため、肩に対する負担が小さく背負っていても気になりません。 |
アクセスが良いポケットが多く大変便利 |
入手したザックは、肩掛け部分にジッパー付きポケットとその外側にフタなしのポケットが、また腰部分にサイドポケットがあります(全部で6個のポケット)。 肩掛け部分のポケットは結構大きく、6.21インチの比較的大きなスマホがスッポリ収まり、ジッパーでフタができるので安心です。またその外側のポケットも大きく結構モノが入ります。 サイドポケットにもジッパーが付いていますが、これはティッシュ程度の大きさのモノしか入りません。 このポケットには、スマホ、財布・免許証、ティッシュ、ハンカチタオルなど、ライド中に使うものや身に着けておきたい物をすべて収納でき、すぐ手が届くので大変使い勝手が良いと思います。 |
真夏でも使用できるより簡便なハイドザック |
しかしその反面背中の通気性は限られるので真夏に担ぐことは暑くてとてもできません。 そこで背面も含め、全体がメッシュでできた夏場でも使えそうなザックを探して見ました。このザックは簡易型でポケットが左右2つしかなく、しかも浅いので6.21インチのスマホを入れると上にはみ出します。 走っている分には落ちることは無いのですが、靴紐を直す時などでかがんだ時に前に落ちる可能性があります。そこで落ちないように押さえるベルトを着けてみました(⇒)。 このベルトはポケットの上にマジックテープで押さえられるようにしてあるので、大きな衝撃でもない限りスマホが落ちる心配は無く安心して走れます。 |
必携品になるかどうかは分かりませんが、ロードバイクに乗るときは必ず「交通安全お守り」をつけることにしています。 東京では多摩サイの起点、羽村堰の先にある阿蘇神社の「自転車お守り」が有名ですが、その他に自転車のお守りがある神社はあまり見かけません。 右図は「寅さん」で有名な葛飾柴又の帝釈天で偶然見つけたもので、このようにハンドル周りに巻いておけるようになっています。おかげさまで、今まで大した事故なしでロードバイクを楽しんで来られました?! |